「ヤーチャイカ」を観た

昨日ですが、神戸アートビレッジ・センターで映画「ヤーチャイカ」を観ました。谷川俊太郎・覚和歌子のお二人が監督です。以下は感想のメモ。

・写真は雄弁。写真そのものがいいと、スライドにして動きをもたせると、動画より迫力が出る。野菜を食らう男の「動」がそれ。
・女の美しい「静」が対照的。静止画だと表情が生きる。
・動静いずれにしても、写真は言葉とよく合う。余白がある方が溶け合いやすい。
・余白とは、写真なら静止していること、言葉なら間があることか。
・音楽は常にあって、余白を埋めているが、あったほうがよかったのか?
・逆に、言葉と写真の力が試される。
・鑑賞後、俳優の声が当然聞こえていたような錯覚がした。

・きらめく海の動画の挿入が印象的。

・さすがにいろんないい言葉があった。脚本を読みたい。

・覚さんの詩は、人が感じてても意識しない感覚・言葉を取り出して、人にそれを気づかせ、さらにもう一つ高い(深い)ところに連れて行ってくれる。しかも言葉は易しい。
・ここでは、宇宙とか星とかと、生き死にとか希望とかとのかかわり。果てしないものと自分の内面。
・思考の戸口に立った人の背中をさらにトンと押してくれるような映画。
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# by kobefun | 2008-10-14 13:38 | kobe  

石井一男展と元永定正展

ギャラリー島田で。印象に残った作品メモ。

石井展

入ってすぐ左に会った女性像。比較的リアルに描いてあった。

ひとり立つ。白いバックに簡略化された地平線と浮いた人(影)。売約済みだっだらしい。

横一本の突堤に坐る一人、もよかった。

黄色い花。葉も背景もほとんど同化。花も存在感があるのに溶けかけている。

元永展

初めて生で観た。流し込みや墨が奥行き。形が生き物みたいだ。大量にみると不思議な感覚。
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# by kobefun | 2008-10-11 00:15 | kobe  

ドーム ガラスの美 展



明石市立文化博物館で「ドーム ガラスの美 展」を観る。アールヌーボーとかアールデコとかよく知らないんですが…。

1Fの展示は10点ぐらいでドーム社の130年の歴史をざっとたどる。

色ガラスが多いそうだけど、自分が気に入ったのは、初めに展示されてた最初期の栓付きの瓶「百合形栓付瓶」「星形線付瓶」(19世紀末)。四角い瓶の縁部?や肩に金彩。金を塗った刷毛の跡がある。ガラスも無色透明のプリミティブな感じ。古い者や手仕事が感じられるものは無条件で好きかも。

あと、ノルマンディ号で使ってたらしいショットグラス。船上で安定するようにグラスの口径より台?足?が広くなってる。

2Fは粋を集めたという感じ。気に入ったのは以下の3、4点

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ガラスの仮面 MASQE DE VERRE
ジャン・フォシェール 1956〜 JEAN FAUCHEUR
ガラス板をシーツのように波立たせながらふわっと折り畳んで頭像の形に切り出す。丸い折れ目と重なりを計算しながら作る鉄仮面のような顔。

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アプレ・ラムール APRES L'AMOUR
シルヴィ・マンゴ=ラセーニュ SYLVIE MANGAUD LASSEIGNE 2007
これが一番のお気に入り。うつぶせの裸婦像、ほおづえを突いている。目鼻口はないが、首を傾げていて愛らしい。面白いのは色。基調は古いこけのような黒緑だが、胸が明るかったり、腹が青みがかったり、片足が茶色っぽかったり、微妙な色の変化がフォルムの質感を面白くしている。
$9,230だって!

いちじくの器といちょうの器は葉の重ね方が面白い。
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# by kobefun | 2008-10-11 00:03 | akashi  

横浜トリエンナーレ

新日曜美術館の録画で横浜トリエンナーレを観る。神戸ビエンナーレより内容が数段上のようだ。作品自体もそうだし、街の施設と作品がうまくかみ合っている。

◇ねずみとくまのフィルムの一部
   ペーター・フィッシュリ&ダヴィッド・ヴァイス(スイス)

単純に面白い。リアルのぬいぐるみが腹を上下させて昼寝とか。映像作品を見てみたい。

ことさらに物語性とか演劇性を強調するのでなく、ユーモアで空間をくすぐる。力を抜いて楽しく世界をみるきっかけ。力みを解きほぐすいたずらの発想。


◇雨月物語 懸崖の滝 Fogfalls
   中谷芙二子

日本庭園の中の寺。昔の女の駆け込み寺。雨月物語の怨念・苦悩とだぶらせる霧。
作家は大阪万博の時から霧の作品を作っているらしい。

◇無題(母型)  内藤礼

和室にたれさがるビニールの薄いひも。風と下の電熱器の対流でさまざまに泳ぐ。

◇廊下 ミランダ・ジュライ 米

檀ふみが「つらい」「かなりきた」「人生半ば過ぎた自分が考えていたことと合致した」

◇ジョーン・ジュナス

窓の外を何かが落ちるアニメーションが白い床に投影される。ただそれだけなのに。

↓勅使河原なんとかさんのパフォーマンスもおもしろかった。



こういうのを観ると関東に住みたいなと少し思ってしまう。
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# by kobefun | 2008-10-09 13:35 | TV  

キンモクセイ

昨日の帰宅途中、キンモクセイがにおった。いつもは駅のホーム横の木が最初だったけど、今年は浜国から少し下がったところのお宅の庭から。立ち止まって少し深呼吸。
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# by kobefun | 2008-10-08 12:07 | akashi