2本目は「おいしいコーヒーの真実」。アートビレッジセンター。
89年の国際協定の破綻で相場が低迷しているコーヒー。トールサイズのコーヒー330円のうち、農家に入るのは3〜9円だそうです。
欧米の輸入、小売業者は、最高級の品質を求めるが、エチオピアの農家は生活の維持すら難しい低収入。
「一粒でも悪い豆が入ってはいけない」というイタリアの社長の言葉と手作業で豆を選別するアフリカの女性。貧しい生産現場と対照されるNY市場の喧騒や華やかなバリスタなどは滑稽にも見えますが、スターバックスに豆を供給する地域の飢餓は衝撃的でした。安いコーヒーを減らしてチャットという麻薬を栽培する農家も多いそうです。
私はスターバックスが好きで、店員さんは親切だし、フェアトレードの豆も売っていていい企業なんだといい印象を持っていましたが、その印象をちょっと保留しないといけなくなりました。
こういう映画を見ると「自分はどうしたらいいんだろう」と考えてしまいますが、慌ててもどうしようもありません。とりあえず、これからコーヒーを飲む時は、今までと違った苦さを感じるでしょう。その苦さを感じ続ける意識は持ちたいと思います。
しかし、アートビレッジセンターはおもしろいところですね。トイレの入り口にはこんな壁の絵も。
89年の国際協定の破綻で相場が低迷しているコーヒー。トールサイズのコーヒー330円のうち、農家に入るのは3〜9円だそうです。
欧米の輸入、小売業者は、最高級の品質を求めるが、エチオピアの農家は生活の維持すら難しい低収入。
「一粒でも悪い豆が入ってはいけない」というイタリアの社長の言葉と手作業で豆を選別するアフリカの女性。貧しい生産現場と対照されるNY市場の喧騒や華やかなバリスタなどは滑稽にも見えますが、スターバックスに豆を供給する地域の飢餓は衝撃的でした。安いコーヒーを減らしてチャットという麻薬を栽培する農家も多いそうです。
私はスターバックスが好きで、店員さんは親切だし、フェアトレードの豆も売っていていい企業なんだといい印象を持っていましたが、その印象をちょっと保留しないといけなくなりました。
こういう映画を見ると「自分はどうしたらいいんだろう」と考えてしまいますが、慌ててもどうしようもありません。とりあえず、これからコーヒーを飲む時は、今までと違った苦さを感じるでしょう。その苦さを感じ続ける意識は持ちたいと思います。
しかし、アートビレッジセンターはおもしろいところですね。トイレの入り口にはこんな壁の絵も。
# by kobefun | 2008-08-28 23:39 | kobe