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マリオ・ブルネロ。静かで強いバッハ


「マリオ・ブルネロ(チェロ)とバロックの仲間たち」をザ・フェニックスホールで聴いた。(12/25)

音楽を聴いてここまで心動かされたのは初めてだと思う。

穏やかなのに印象が深い。

バッハの無伴奏チェロ組曲1番と3番。
1番の朗々として切ないプレリュード。迫力だけでない深み。何か胸が苦しくなった。この感覚が、日が経つにつれて薄れていくのが辛いほど。
3番。流水のようなパッセージの中に強さと柔らかさが同居している。音は大きくないのに楽器が鳴っているのが分かる。言葉にするのが惜しいくらいの感情。でも形にとどめておきたい衝動。
音というのは何なのだろう。「声を荒げない説得力」「静かに語ってこそ伝わる感情の強さ」「それを表現する技術昇華と人間性」。そういうものを感じさせる音楽に出会った気がした。

音に人間性が表れるのは本当だ。その人間性で感動させる人がいるということだ。

この曲はヨーヨー・マのCDばかりを聴いていたが、だからこそ、この日の感覚があったのかもしれない。ヨーヨー・マも生で聴いてみたい。

ヴィヴァルディのチェロソナタ4曲のうち印象に残ったのは、第6番RV.46と、?番RV.40。
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by kobefun | 2008-11-27 13:57 | osaka  

フルートの大御所を聴く

マインハルト・ニーダマイヤーというフルート奏者のコンサートに行った。10/31ザ・フェニックスホール。

1941年ウィーン生まれ。20代半ばでウィーンフィルの首席奏者になったという。

印象メモ

◇モーツァルト:フルートソナタK.14
今日の1曲目。出だしの中低音の豊かさ。丸みがあってしかもしっかりしている。大きな体格と経験ゆえの余裕を感じた。フルートは中低音が実は美しいのかと思った。

◇カイザー/ニーダマイヤー編:ヴェニスの仮面
有名なメロディだがイタリア民謡「いとしいお母さん」というそう。変奏でテクニックをみせる、抑制を効かせながら。おじいさんが落ち着いた声でおどけるジョークのような?品がある。
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by kobefun | 2008-10-31 20:44 | osaka